第2回ウキウキグルメ探訪 ~The Cuban~

成田発ゴールドコースト行きジェットスターJQ12便から一歩外に出ると、じっとりとした重い空気が寝不足の頭にこたえる。

 

まだぼんやりとした意識の中手荷物を受け取り、コアラの着ぐるみに出迎えを受けつつ駐車場へと向かった。

image001

途中、随分とガソリンが安くなっているのに気付き、いつものGSへとハンドルを切る。

 

そしてまた、空腹に飲みたくもないコーヒーを無理やり口に流し込みながら南へと車を走らせる。

 

「やれやれ」

 

いくら仕事とはいえウキウキの取材のために日本から帰ってくるなんて…

 

 

そもそもウキウキの記事を担当するのは最初の一回きりのハズだった。

 

それが理事のみんなから「Kさんの記事良かったよ〜!」「さすがブロガー!」などと立て続けの誉め殺しにあい、

 

そんなことを何度も何度も刷り込まれるうちに、いつの間にか自らも「ウキウキ担当のKです!」などと自己紹介するまでになってしまった。

 

さらに、周りからも「ウキウキ担当大臣」などと呼ばれる始末。

 

前回名前で呼ばれたのはいつだっただろう?

 

今考えると、GC日本人会屈指の毒舌で知られるS子さんのムチに打たれ続け、さらに今回の誉め殺しによるアメとムチとの巧みなコンビネーションによって判断回路がショートしてしまったのだろう。

 

これはいわゆる、警察の取り調べの時に使われる

 

「お前がやったんんだろ〜!いい加減すべて吐いちまえよ!」

「カツ丼くうか?」

「はい。私がやりました。」

 

の手法に酷似している。

 

そんなことを考えているうちに家に着き、我が家を見て唖然とした。

 

庭がジャングル化している…

 

3週間という時間でこんなにも草が伸びるものなのか。

 

そう思った瞬間、現実に引き戻された。

 

——–回想シーン終わり。

 

 

 

というわけで、ウキウキ担当のK日本より帰還致しました〜!

 

さぁ、今回も張り切って行きますよ〜!

 

第2回GCウキウキグルメ探訪はこちら。

 

THE CUBAN

image003

ここで気付かれた方はウキウキ通!

 

なんと!まさかの前回取材したババリアンの通りを挟んだ真向かい。

 

「手抜きかよ」そう思ったあなた。

 

失礼ながら青二才と呼ばせていただきます。

 

GC日本人会は一切の妥協を許さない集団です。

 

そして、一度気になった店はしらみつぶしに練り歩く。

 

その地道さがいつの日か真の名店にたどり着くことを知っているのです。

 

その崇高なるポリシーがまたこの地へと足を運ばせたことをご理解いただきたい。

 

 

店内はこんな感じ。

image005

image007

image009

ラテンアメリカ唯一の社会主義国家。

 

「カリブ海に浮かぶ赤い島」の名にふさわしく、ウキウキとした陽気に包まれつつ重厚感のある趣になっています。

 

 

まずは恒例のビールで乾杯!

image011

私は嘘がつけない性分なので正直に言います。

 

ビールはかなりライトです。水みたいです。

 

逆を返すとバドワイザー好きにはたまらない一品かと。

 

濃厚なビールを飲みたいという方は、まずは向かいのババリアンで一杯やってから来るという手をお勧めします。

 

 

さて今回の料理の注文は、スペイン料理同様タパスと呼ばれるオントレからとメインからを数品チョイスしてみました。

image013

image015

毎度のごとく何を注文するかで悩んでいるみなさんを横目に見つつ、私的にはすでに心は決まっていました。

 

「ナチョスを薄っすいビールで流し込む。」

 

そんな幸せの法則をわかっていただける読者の方も多いのではないでしょうか?

 

で、左隣に座っていたK姉さんが「何がいい?」と聞くので、遠慮がちではあるもののなんの迷いもなく「ナチョスいいですか?」と呟く。

 

しかし、次の瞬間

 

「え〜、却下。」

 

実は私は右耳が難聴なのですが、左耳も難聴になったのかと文字通り耳を疑ってしまった。

 

そして、前回の「スモークリブ事件」が脳裏をよぎった。

 

「やれやれ」(村上春樹風に)

 

 

 

で、今回注文した料理はこちら!

image017
キューバンアンティペスト $13

image019
ビーフチーク $25

image021
パエリヤ $35

image023
サンティアゴチキンプレート $35

image025
モヒートチキン $29

image027
カラマリ $18

image029
ポークベリー $19

 

料理はすべてしっかりとした味付けでとっても美味しかったです!

 

が、育ち盛りの我々には量が少ない、の割にちょっとお高め〜

 

昼から一人50ドル越えは正直キツイっす。

 

食事をガッツリというよりは、お酒のおつまみ程度にという方には最適だと思います。ご興味のある方は是非お試しを〜!

 

味: ★★★★☆ 4
コスパ: ★★☆☆☆ 1.5
サービス: ★★★★☆ 4
総合: ★★★☆☆ 3

 

THE CUBAN

Address: Cnr Surf Parade & Elizabeth Ave, The Oracle, Broadbeach QLD

Phone: (07) 5526 9769

 

このブログはフィクションです。実在の人物、団体などとは関係ありません。また、内容を一切保証するものではありません。

 

 

 

〜おまけ〜

 

お店を出た後、どこかでコーヒーでも飲んでこうかということになり、周りを見渡せど目新しいカフェがなくウロウロしていると…

 

ある看板が目に入った。

 

「No Name Lane」

 

そう、前回行ってGC日本人会前会長M氏に「なにこれ、すっぱ〜」と言わしめたあの店である。

 

そんなことを思い出してるうちにある考えが頭をよぎった。

 

「あの時はきっと失敗だったんだ。」

 

誰にでも間違いはある。我々はそんな失敗を許し、そして再度チャンスを与える度量を兼ね備えている。

 

冒頭でも言った通り、我々は一切の妥協を許さない集団である。

 

なんの躊躇もなくNo Name Lane へと向かった。

image031

相変わらずレジのお姉さんの愛想はない。

 

しかし、職人とは往々にして無愛想なものである。

 

 

しばらくして一杯のロングブラックがテーブルに置かれた。

image033

 

今までこれほどまでにコーヒーと向き合ったことがあっただろうか?

 

見つめ合ったまましばらくの間沈黙が続いた。

 

一瞬でも先に気を抜いた方がやられる。

 

まさに現代の居合道とでもいうべき緊張感。

 

そして、私はコーヒカップからあがる湯気が一瞬揺らいだその瞬間を見逃さなかった。

 

大胆にカップに手をかけ、最短ルートで一気に口に運ぶ。

 

ゴクっと音を立てると同時にみんなの喉仏も上下する。

 

そして心の中でこう呟いた。

 

「やれやれ」

 

 

 

おしまい。

カテゴリー:uki uki 情報
2014年12月22日7:53 PM