クイーンズランド州に滞在中の日本人の皆様へ

私が最初に日本に興味を持ったのは、幼少時にテレビ番組を見たことがきっかけでした。日本の魅力に取り憑かれた私は、一生懸命に日本語を勉強しました。私はその頃ゴールドコーストに住んでおり、今ならばサーファーズ•パラダイスで日本人観光客を相手に会話の練習をすることができますが、当時は日本からの観光客はまだ少なく、日本人に出会うのはかなりまれなことでした。

1992年、私が巡査部長の時、日本の交番システムについて学ぶために4週間日本へ行きました。日本に滞在中、私はたくさんの日本人警察官に出会い、彼らと生涯の友人関係を築きました。また、日本人の家庭にも宿泊し、手厚くもてなしていただきました。そのおかげで日本文化を直に体験することができました。

クイーンズランド州内の各地で長年勤務し、ゴールドコーストに戻ってきた今、日本人コミュニティーが成熟し、地域社会に溶け込んでいる様子を見るのは興味深いです。日本人コミュニティーがゴールドコースト市にすばらしい貢献をしてきたことはもちろん言うまでもありません。

最近、私はゴールド•コーストへ捜査のために来ていた日本の警察官を支援する機会がありました。同じようにこちらの警察官も日本へ職務のために行っていますが、その度に十分な支援をしてもらっています。このような相互協力はとても有益だと思います。

私たちクイーンズランド警察は、在ブリスベン日本国総領事館と強固な関係を築いてきました。特に日本人が関係した事案が発生し、その人物が何らかの形で警察の助けを必要としている時、総領事館の支援は必要不可欠です。また、ゴールドコースト警察に長年にわたって多大な支援をしてくださっているたくさんの日本関係の方々にも感謝の念に堪えません。全員の名前を挙げる事は残念ながらその数の多さゆえできませんが、継続的な支援に対して敬意を表してお礼を申し上げたいと思います。

日本人コミュニティーは現在しっかりと確立され、ゴールドコーストでの評判はかなりよいものとなっています。その一方で、私たち警察が多文化コミュニティーに対してのサービスを更に改善していくためには、英語以外の言語を話す警察官がもっと必要です。日本語のみならず、他の言語、文化に精通した人材が、警察官やボランティアとして、私たち警察の活動にもっと参加してもらうことができれば、多文化コミュニティーに高いレベルのサービスを提供し続けることが可能だからです。同様に、この多様性はゴールドコーストに住んでいる人だけでなく、訪れる人に対してもよりよいレベルのサービスを提供することができるという恩恵をもたらすことになります。

皆様のおかげで過去12ヶ月間の犯罪認知件数は劇的に減少しました。この減少は、クイーンズランド州を訪れる観光客数の増加に大いに貢献するでしょうし、地域の雇用状況や生活全般においても結果的に我々にプラスになることでしょう。

最後に、ゴールドコーストが皆様の子供達が安全に学校に通え、私たちが安全に生活し、仕事ができる町であり続けるよう、これからも協力していけるよう願っています。

クイーンズランド州警察
南東地区本部 長官補代理
スティーブ•ホーランズ